2026年7月30日 インド・デリー – AIを活用したリーディングアドテク企業であるPubMatic(Nasdaq:PUBM)は本日、データドリブンなデジタルメディアおよびアドテク企業であるThinkResultとのパートナーシップのもと、AgenticOSプラットフォームを活用し、インド初となるエンドツーエンドのエージェンティックCTVキャンペーンを実施したことを発表しました。これは、APACにおける初のエージェンティックメディアバイイングの導入事例となります。
世界的な大手テクノロジーブランド向けに、ThinkResultはAgenticOSを活用して本キャンペーンを実施しました。キャンペーンの設定、品質保証(QA)、配信開始までに要した時間はわずか30分で、従来のプラットフォームと比較して最大90%の時間短縮を実現しました。インドのプレミアムCTVパブリッシャーを対象に、固定予算で実施された本キャンペーンでは、固定入札方式と比較してインプレッション数が17%増加しました。また、動画視聴完了率(VCR)はキャンペーン期間を通じて週ごとに着実に向上し、計画を下回る実効CPMで100万世帯以上のプレミアムCTVデバイスにリーチしました。
「これまでは、複数のベンダーとの連携や品質保証(QA)のために、キャンペーン設定に3〜4時間を費やしていました。AgenticOSでは、その作業が30分で完了します。削減できた時間を、オーディエンス戦略やキャンペーン最適化に充てられるようになりました」と、ThinkResultの共同創業者であるJignesh Shah氏は述べています。
この成果は、世界各国で確認されている傾向とも一致しています。フランス、スペイン、オランダ、米国で実施された初期のキャンペーンでは、設定時間を80〜90%短縮するとともに、ワーキングメディア比率の向上、実効CPMの低減、より効率的なキャンペーン運用を実現しています。また、エージェンティックキャンペーンを導入したすべての広告主が継続して追加キャンペーンを実施しており、今回のインドでの導入は、エージェンティックメディアバイイングが地域や市場を問わずスケール可能であることを示す事例となりました。
キャンペーン期間中は、AgenticOSに搭載されたレポーティングエージェントとインサイトエージェントが、配信状況、オーディエンスエンゲージメント、ワーキングメディアの成果をリアルタイムで可視化しました。これにより、従来はキャンペーン終了後にトレーダーが多くの時間を費やしていた手作業によるレポーティング業務を不要にしました。
こうした業務効率化は、急速に拡大するインドのCTV市場において特に重要です。WPPの『This Year, Next Year(TYNY)2026』レポートによると、インドのCTV市場は、スマートテレビの普及拡大とプレミアム動画広告へのシフトを背景に、年間20〜22%の成長が見込まれています。一方で、メディアプランナーは複数のベンダーとの調整やキャンペーン設定、トラブル対応といった手作業に多くの時間を費やしており、本来注力すべき戦略立案や最適化に十分な時間を割けていない状況です。AgenticOSは、こうした業務上の摩擦を解消します。
「現在のキャンペーン設定では、依然として数時間に及ぶ手作業や複数の事業者との調整が必要です。AgenticOSは、そうした業務上の摩擦を根本から解消します」と、PubMaticのVP, South Asia and MidMarketであるAmit Yadav氏は述べています。