ケーススタディ: OPENWRAP

PUBMATICOPENWRAPの導入より、神戸新聞の収益性が120%向上

「神戸新聞」は、1898年に創設された神戸市を本拠とする日本の大手日刊紙です。神戸新聞は、プログラマティック広告によって収益化され広く閲覧されているデジタル資産を保有しており、この広告収益を保護することは、同社の将来の成功にとって重要でした。

課題

ヘッダー入札ラッパーの導入により、パブリッシャーはプログラマティック広告の収益性を強化できますが、その導入と管理には課題がつきものです。

神戸新聞が、新しいサイト「Yorozoo News」を立ち上げた際、当初はプログラマティック広告枠を収益化するために、 フルスタックソリューションを導入しましたが、思ったような効果を得られずフィルレートが低い状況でした。

そのため、eCPMと全体的なフィルレートの上昇に取り組むため、同社のPrebidベースのヘッダー入札ラッパーである OpenWrapの導入を決定しました。

ソリューション : OPENWRAP

PubMaticのOpenWrapは、Prebidに基づいて構築されたプレミアムラッパーソリューションです。パブリッシャーは、革新的なカスタム管理ツールとパフォーマンスの最適化を実現するインサイトにより、新たな収益化の機会を得ることができます。

OpenWrapを導入したことで、神戸新聞はeCPMとフィルレートの向上を可能にするプログラマティックソリューションに アップグレードし、最終的に収益性の向上を実現しました。

PubMaticチームは、神戸新聞の運用プロセスを説明し導入にあたり現場でのエンジニアリングサポートを実施しました。PubMaticは、神戸新聞の一貫したプラスの収益成⻑を保証するエンドツーエンドのテストを継続して実行しています。

数字で見る実績

PubMaticのOpenWrapを導入し、神戸新聞は運用効率が大幅 に向上し、ディスプレイ在庫と全体的なプログラマティック広 告のeCPMが大幅に向上しました。*

150%

ディスプレイ在庫
eCPMの上昇率 1

120%

サイト全体の収益の
上昇率 2

利便性の高いPubMaticのUIにより、神戸新聞は、ビッダーの追加やラッパー内の設定変更など、運用タスクにかかる時間が12分の1に短縮され、運用効率が大幅に向上することも確認しました。

*ソース - 2021年12月のデータより
1 OpenWrap統合前と統合後の各ディスプレイインベントリ(オーバーレイおよびインタースティシャルインベントリを除く)のeCPMの比較
2 OpenWrap統合前と統合後の各ディスプレイインベントリ(オーバーレイおよびインタースティシャルインベントリを除く)のeCPMの比較