ケーススタディ: OPENWRAP SDK

中国の大手モバイルゲーム開発会社がPubMaticOPENWRAP SDKでアプリ内バナー収益を増加

パズルやワードゲームに特化した、中国のモバイルカジュアルゲームの大手開発会社である、このモバイルアプリ開発企業は、世界に4,000万人以上の顧客を獲得しています。

課題

適切なアプリ内収益化ソリューションを選択することで、デマンドを拡大し、アプリのユーザー体験を向上させることができます。メディエーションプラットフォームは、多くのアドネットワークを単一のSDKに統合する手段として、多くのアプリ開発者に支持されています。メディエーションプラットフォームは、さまざまなデマンドソースからの過去のCPMを比較し、これらのデマンドソースを順次「ウォーターフォール」型に設定します。

このモバイルゲーム開発会社では、当初、パフォーマンスキャンペーンのみを実行するデマンドソースに接続された、著名なプロプライエタリー・ブラックボックス・メディエーションソリューションに依存していました。その結果、バナーインベントリのパフォーマンスが低下し、eCPMおよびフィルレートが低くなっていました。カジュアルゲームの開発を手がけるこの会社にとって、バナー広告を効果的に収益化することは非常に重要です。そこで、PubMaticにアプローチし、バナー広告インベントリをグローバルブランドの広告費向けに開放する検討を行いました。

ソリューション:OpenWrap SDK

OpenWrap SDKは、主要なアドエクスチェンジやブランドキャンペーンを実行しているDSPなど、複数のデマンドパートナーを統合しています。開発者はエンタープライズグレードの分析を活用し、クラウドベースのUIで、収益の最適化やデマンドパートナーの管理に関する新たなインサイトを得ることができます。その際、SDK、アプリ、アプリストアの承認に変更を加える必要はありません。

このビジネスモデルでは、各デマンドがリアルタイムの価格に基づいたユニファイドオークションで在庫をめぐって競い合うため、パブリッシャーに効率性、透明性、収益の増加をもたらします。OpenWrap SDKは、既存のメディエーションソリューションや、さまざまなアドサーバーに統合することもできれば、スタンドアロンの収益化ソリューションとして展開することも可能です。

*2021年8月から9月までのデータに基づく
1OpenWrap SDK導入前と導入後のオープンマーケットプレイスでマネタイズされたディスプレイバナー広告ユニットの1日の平均eCPMの比較
2 OpenWrap SDK導入前と導入後の1日の平均フィルレートの比較
3 OpenWrap SDK導入前と導入後のユーザー1人あたりの1日の平均収益の比較