米国カリフォルニア州レッドウッドシティ発(2020年3月17日)―プレミアムコンテンツクリエーター向けデジタルテクノロジー企業であるPubMaticは、本日、パブリッシャーがオーディエンスデータを収益化する方法を根本的に変革する新しいソリューション「Audience Encore」を発表しました。PubMaticは、このリリースにより、パブリッシャーが、デスクトップ、動画、モバイルなどの主要なプログラマティックのチャネル全体でデータと在庫の両方を有効活用できるソリューションを提供する最初のSSPとなります。Audience Encoreではバイヤーとセラーは、Deal IDを介して取引をおこない、効率的で安全なプロセスを作成、構築します。これによりプラットフォームを通じパブリッシャーとデータ会社にデータ漏洩の問題に煩わされることなく、より多くのコントロールと収益化の可能性を提供します。既にAudience Encoreの使用を米国最大の映画広告ネットワークであるNational CineMedia(NCM)、Investing Channel、Audigent、H Code、Lotameなどのパートナーが決定しています。

「2500万人の個人投資家と金融専門家のオーディエンスへのアクセスにより、金融サービスパートナーにより良いサービスを提供できることにできることに喜びを感じています。Audience Encoreは、InvestorMatchのプログラムを通じて、この価値を大規模に拡張することを可能にしました。プライバシーを保護する方法で、多くの新しい収益源を創出してビジネスを成長させることができます」と、Investing ChannelのVP of Advertising であるMatt Kelly氏は述べています。

PubMaticのAudience Encoreは、安全な環境で権限と価格をきめ細かく制御することにより、パブリッシャーとデータ企業がオーディエンスセグメントをより詳細にコントロールできるようにします。パブリッシャーやデータ企業も、プラットフォーム全体でデータを有効活用する機会を得ています。市場において、この相互に有益なイノベーションにより効率化が向上し、エコシステムで見過ごされてきた企業のファースト、セカンド、サードパーティデータによる収益化を促進します。

この発表は、ファーストパーティデータを保有し、自社の在庫販売とともにプログラマティック環境で直接収益化を開始するパブリッシャーにとって重要な進歩となります。現在、パブリッシャーの能力は、在庫とデータの双方をDSPにて販売する能力に制限があります。パブリッシャーとデータ企業は、現在の業界標準よりも透明性の高いプロセスを作成しながら、オーディエンスセグメントのパフォーマンスに関するリアルタイムのレポートも得ることができます。

また、バイヤーは、パブリッシャーやデータ企業のユニークなオーディエンスセグメント、および従来のデータセラーから既に購入している他のオーディエンスセグメントにすぐにアクセスできるようになります。

「セラー側がインベントリを充実させることは、双方にとってよい有利な状況です。PubMaticのSSPインベントリに載せられたLotameの高品質なグローバルデータは、ニューヨークからシドニーにメディアバイヤーおよびセラー側にCookie無しのデータドリブンの有効活用をスケールさせます。メディアセラーがプライベートマーケットプレイスを介してオーディエンスをターゲットにしたメディアを販売するこの即戦力は、大きな変革をもたらします」と、Lotame社のGlobal Data Solutions Executive、Vice President、 Evgeny Popov氏は、述べています。

「Audience Encoreを作成することにより、マーケティング担当者とデータ所有者がオーディエンスデータを処理する方法を根本的に変えることが、データ所有者の管理と広告主のROIを向上させることでした」と、PubMaticのオーディエンスソリューション担当、Vice President、Alex DeSanctisは述べています。