~競合に関する実用的なレポートをリアルタイムに提供~
2015年5月12日 米国カリフォルニア州発 ― パブリッシャー向けのマーケティング・オートメーション・ソフトウェア企業であるPubMatic(パブマティック)は本日、2014年10月に発表したパブリッシャー向けの業界唯一のリアルタイムレポート・分析プラットフォームの有償追加機能として、競合ベンチマーキングダッシュボードを発表しました。
本発表により、プログラマティック広告取引を通じたパブリッシャーの収益性と収入を向上させるべく設計されたレポーティング・ソリューションに、新たに競合ベンチマーク機能が追加される事となります。65テラバイトもの新しいデータを毎日利用、分析をすることで、パブリッシャーは競合と比較した自社インベントリ・パフォーマスのベンチマーク評価を行い、これまでは難しかった広域のRTB市場に関するインベントリ評価額のレポートを生成することができるようになります。
競合ベンチマークは、総体的なインベントリ管理戦略と並び、パブリッシャーのプログラマティック・ダイレクト戦略に必要な基礎的要素です。今回の新機能を含めた分析プラットフォームは、パブリッシャーが全体的な収入の最大化を実現できる最適な価格設定とパッケージ戦略を提供します。また、パブリッシャーは潜在的な新しい広告主との関係や、評価額の高いインベントリ区分を創出できるようにもなります。
なお、当新機能は、PubMaticの「Analytics Premium」ソリューションの一環としてご利用可能となります。
BonnierのChief Revenue Officer(最高売上責任者)であるSean Holzman 氏は次のように述べています。
『PubMatic Analytics』によって、収益の成長を促進するスマートでリアルタイムの意思決定が可能になります。また、収益戦略において不可欠な要素となった非常に貴重なレポートを得ることができます。より強力にビジネスの結果を推進するために重要なレポートを求めるパブリッシャーに、同ソリューションを推薦します。ビジネスに停滞はありません。それは、今日、リアルタイムのビッグデータの蓄積が以前にも増して速いためです。過去2年間で企業のビッグデータ分析の使用は66%増加しており、リアルタイムのビッグデータ分析プラットフォームは、これらの分析に多大な効果を発揮します。ビッグデータ分析市場は、産業オペレーションや金融サービスにおけるルーツを超えて成長しています」
(出典:Forrester Research、「The Forrester Wave™: Big Data Streaming Analytics Platforms、Q3 2014」より抜粋)
パブリッシャーは、ベンチマークのレポートを活用することで、eCPMやShare of Wallet(SOW:ウォレットシェア)、Share of Voice(SOV:シェアオブボイス)などの主要な指標を元に設定された同一業界内の匿名パブリッシャーと自社のパフォーマンスを比較することができます。例えば、スポーツ業界のパブリッシャーは、自社のインベントリのeCPMと、同業界のパブリッシャーのeCPMとの比較が可能なデータを活用することができるようになります。この競合ベンチマークは、動的にインデックスを作成でき、業界、地理、広告収入などさまざまな主要要素を用いて定義ができます。当機能は、パブリッシャーと同一カテゴリーに属する、最大14社のベンチマーク評価を実装する予定です。
PubMaticの製品管理、ビッグデータ、およびアナリティクス担当ディレクターであるAlaric Thomasは次のように述べています。
「競合分析に関して、RTB市場は従来、ブラックボックスでした。当社はこの事実に対して、より高い透明性を実現したベンチマークレポートを業界で初めてパブリッシャーへ提供できることを誇りに思います。この機能は、パブリッシャーが広告主、フォーマット、スクリーン全体の自社のインベントリ・パフォーマンスを、同業他社とのベンチマーク評価を可能にする、業界初となるダッシュボードです。当社は、プラットフォームが生成する膨大な量のデータの力を活用し、パブリッシャーが収益および販売戦略の管理を向上させる上で役立つレポートを得るための支援を引き続き実現していきます」
ベンチマーク・ダッシュボードは、特定の直接/間接販売チャネル、スクリーン(ディスプレイ、モバイル、タブレット)、広告形式(ネイティブ、動画)、または広告サイズに関するレポートを蓄積することができます。また、競合ベンチマークを使用するパブリッシャーは、カスタマイズした時間軸の適用も可能です。
PubMaticの「Analytics Premium」は、同社のプライベート・イベントである「Ad Revenue」で2014年10月に導入した、業界初のリアルタイム解析とレポートソリューション「PubMatic Analytics」に次いだ発表です。米国の4カ所を含む世界に7カ所あるデータセンターのほか、シンガポール、日本、アムステルダムのデータセンターにて、「PubMatic Analytics」をサポートします。
PubMatic(パブマティック)について
PubMaticは、プレミアム・パブリッシャーの広告戦略を後押しするマーケティング・オートメーション・ソフトウェアを提供する企業です。ワークフロー・オートメーション、リアルタイム分析及びイールド・マネージメントにより、PubMaticは、パブリッシャーが収益を高め運営を合理化するために、迅速且つ賢明な決断ができるよう支援します。PubMaticのソフトウェア・ソリューションは、コムスコア社によるランキング上位にいる世界中のパブリッシャーへ、全てのスクリーン、チャネル、フォーマットにおける広告主との関係を単一ビューにて提供します。米カリフォルニア州レッドウッドシティに本社を置き、世界中に事業所を展開するPubMaticは、2014年には3年連続で米Deloitte社よりインターネット市場において最も急成長を遂げている会社のひとつに選ばれた企業です。
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<本件に関する報道関係の方のお問い合わせ先>
【国内】
パブマティック株式会社
マーケティングマネージャー 樋川 真弓
JP@pubmatic.com
T: 03-6804-1143
【海外】
Paige MacGregor
Director, Corporate Communications
Paige.MacGregor@PubMatic.com
T: (917) 848-3584