2022年10月28日発効

サービス申込み内容:

本契約は、PubMaticと注文書に記載されるパブリッシャー間で締結され、注文書に規定される発効日に効力が発生します。

クイックリンク:

当社はこの基本契約を隅々まで読むことをおすすめします。ただし、ご自身に当てはまる項目のみ読みたい場合は、以下のリンクをクリックし、該当する項目をお読みください:

セクション1 – PUBMATIC製品. 

1.1    サービスの提供 :PubMaticはパブリッシャーに該当するPubMatic製品を提供するため、取引上合理的な努力を行うものとします。

1.2    ライセンス許諾: 契約期間中、PubMaticはパブリッシャーに対して、(a)『PubMatic製品を通じてパブリッシャー・プロパティ上に広告を表示すること』、および(b)『PubMatic製品により提供されるレポートデータを内部ビジネスのために入手すること』を目的として、PubMatic製品にアクセスできる非独占的かつサブライセンス不能な権利を許諾します。契約期間中、パブリッシャーは本契約に基づきPubMaticに対して、PubMatic製品を通じてパブリッシャー・プロパティ上に広告を配信する権利を許諾するものとします。

1.3    マルチレベル・オークション: PubMaticが直接実施せず、パブリッシャーによって直接あるいはパブリッシャーに代わって実施されるマルチレベル・オークションについて、パブリッシャーは以下を遵守するものとします:
(a) 『全ての入札者を平等に扱う合理的な基準で落札者を決定すること』、(b)『入札リクエストより前に利用可能な情報のみを使用し、広告インプレッションのビッドフロアを設定すること』、(c)『マルチレベル・オークションの重要事項(ファーストプライス・オークションとセカンドプライス・オークションの区別、サーバサイドとパブリッシャーサイドの区別、タイムアウトの閾値など)について常にPubMaticに情報を提供し、それらの重要事項に変更があった場合、直ちにPubMaticに情報を通知すること』。パブリッシャーによって直接あるいはパブリッシャーに代わって実施されるマルチレベル・オークションにおいて、パブリッシャー収入は、パブリッシャーが負担するオークション関係の手数料を控除した金額とします。

1.4    アカウント認証情報:該当するPubMatic製品に関連して、パブリッシャーはユーザー名、パブリッシャー名、メールアドレス、パスワードを含むがこれらに限定されないアカウント認証情報を設定、あるいは発行される場合があります。パブリッシャーはすべてのアカウント認証情報を維持、保護、および安全確保する責任を負い、アカウント認証情報を権限のない人物と共有しないものとします。アカウント認証情報の侵害または不正使用が発生した場合、あるいはその疑いが生じた場合、パブリッシャーは合理的な裏付けとなる詳細情報や文書を添えて、当該事象について直ちにPubMaticに書面で通知するものとします。パブリッシャーはアカウント認証情報に関連するすべてのアカウント活動について、許可されている行動かどうかにかかわらず、単独で責任を負うものとします。PubMaticは当該アカウント活動に関連する、または、当該アカウント活動から生じる一切の責任を放棄します。

セクション2 – 保証;免責事項

2.1    相互保証:各当事者は互いに以下の点を表明、保証するものとします:(a)『本契約を履行する者が、本契約を履行、遂行する正当な権限および法的能力を有すること』、(b)『設立または法人化された法域の法律の下、正当に組織され、存続し、良好な状態にあること』、(c)『本契約を締結し、これに基づく義務を履行するために必要な全ての権利と権限を有すること』、(d)『本契約の締結と本契約に基づく各々の義務の履行は、かかる当事者が当事者となっているまたは拘束されている他のいかなる契約をも違反せず、今後も違反しないこと』。

2.2    PubMaticによる保証: パブリッシャーが本契約に基づく義務を遵守することを条件として、PubMaticは、本契約に基づくPubMatic製品の提供に関連して適用されるいかなる法律、規則または規制に違反しないことをパブリッシャーに表明し、保証します。

2.3    パブリッシャーによる保証: パブリッシャーはPubMaticに対し、以下の点を表明し、保証するものとします:(a)『PubMatic製品を通じて広告を表示する各パブリッシャー・プロパティは:(i)“適用されるいかなる法律、規制にも違反せず、規制対象コンテンツを含まないこと”、(ii)“PubMaticの最新のガイドラインに従い、パブリッシャー・プロパティのサイトIDのインベントリタイプを適切に分類表示すること”』、(b)『自ら直接または間接に以下のことを行わず、あるいは第三者がこれを行うことを許可しないこと:(i)“パブリッシャー・プロパティ以外のソフトウェアアプリケーション、ウェブサイトまたはその他の方法を用いてPubMatic製品へのアクセス、起動、アクティブ化を行うこと、また、それ以外の方法でPubMatic製品をそれらに組み込むこと”、(ii)“PubMatic製品の譲渡、販売、リース、シンジケーションまたはサブライセンスを行うこと”、(iii)“自動的、虚偽的、詐欺的、またはその他の無効な方法でクエリ、広告のインプレッションまたはクリックを生成すること”、(iv)“操作的、虚偽的、詐欺的、悪質な方法で、相手が知っているかどうかにかかわらず、エンドユーザーまたはその他の人物に、PubMatic製品を通じて表示される広告をクリックするよう奨励または要求すること”、(v)“本人の特定に利用可能な何らかのデータ(カスタムKey Valueなどのパラメータを使って渡される本人識別可能情報、個人情報を含む)を当人の同意を得ずにPubMaticに提供すること”』、(c)『PubMaticが本契約に基づいてPubMatic製品をパブリッシャーに提供するため、ならびに、パブリッシャー・プロパティに関連し、必要とされるすべての権利、認可およびライセンス(著作権、商標権、特許権、パブリシティー権またはその他の権利を含むがこれらに限定されない)を有し、契約期間を通じて維持すること』(d)『本契約に基づくPubMatic製品の受領に関連し、適用されるいかなる法律、規則、規制にも違反しないこと』、および(e)『PubMatic製品を受領する別のパブリッシャーまたは関連会社がある場合、パブリッシャーは(i)“これらの条件に従う責任を負い”、(ii)“本契約に基づくパブリッシャーの義務と同様の義務を求めるため、別のパブリッシャーまたは関連会社と契約を締結する”こと』。

2.4    免責事項: 本契約に明記された保証を除いて、各当事者は各自のサービスまたは製品について、または本契約に基づく義務の履行、不履行について、明示、黙示を問わずいかなる表明、保証、条件、確約もこれらを明示的に否認するものとします。これには、権利非侵害の保証、商品性や特定目的適合性に関する黙示的保証、交渉過程や履行過程に発生する黙示的保証が含まれます。PubMaticは、PubMatic製品にエラーがないことや中断がないことを保証しないものとします。また、PubMaticによって提供されたものではない第三者のソフトウェア、製品、サービスについても保証しません。パブリッシャーは、PubMaticが本契約に基づいて配信するインプレッション、クリック数、または獲得できる売上を保証しないことに同意するものとします。

セクション 3 – 料金;支払い.

3.1    パブリッシャー売上;支払い;報告

3.1.1      契約期間中、PubMaticは、パブリッシャーに対して純売上(累計額が200ドル、または注文書で選択された通貨で200ドル相当を超える場合)として、以下を控除した金額を注文書に記載された期間内(記載されていない場合、毎月末から90日以内)に支払うものとします:(a)『各PubMatic製品の料金』、および(b)『報酬調整金額』。PubMaticはパブリッシャーに対してパブリッシャー売上、各PubMatic製品の料金および報酬調整金額(それがある場合)を記載した月次の報告書(以下「月次報告書」)を提供します。パブリッシャーが月次報告書に関して、受領から30日以内に書面で異議を申し立てない場合、パブリッシャーは異議申立の権利を失います。パブリッシャーは、PubMaticから提供される月次報告書以外の報告に含まれる数字は推測値であり、請求に利用できる有効な数値ではないことに同意するものとします。

3.1.2.    パブリッシャーは以下の点に同意するものとします:(a)『パブリッシャーが選択した各PubMatic製品の料金は、PubMaticと該当するデマンドパートナーとのサプライ・オプティマイゼーション契約(以下「SPO」)の条件によって変動がありうること』、(b)本契約に定めるPubMatic料金とデマンドパートナーとのSPO契約に定めるPubMatic料金との間に齟齬がある場合、後者が優先されること』。

3.1.3.     PubMaticはパブリッシャーへの支払いのために外部の業者(以下「外部支払機関」)に委託することがあり、その場合にパブリッシャーは支払いを受けるために外部支払機関への登録を求められる場合がある。外部支払機関は、パブリッシャーのために支払いを行うという限定された目的のためにパブリッシャーの代理人として指定されることにパブリッシャーは同意するものとする。パブリッシャーはPubMaticが本条に従って外部支払機関に対して支払の指示をなすことを許諾するものとする。本契約の効力発生日において、外部支払機関はTipalti, Incであり、PubMaticが電子メールによる通知で変更しない限り、同社とする。

3.2  税金 : パブリッシャーは、PubMaticの純利益に対する税を除き、本契約に関連する全ての税金(消費税、売上税、付加価値税、源泉税等を含む)、輸入関税その他の税金ないし公的手数料(以下「税金等」)を支払うものとします。各当事者は本契約に関連する課税関連の書式、書面その他の情報で必要あるいは適切なものがある場合、他方の合理的な要望に対して、誠実に協力することに同意するものとします。

セクション 4 – 契約期間、解約

4.1    契約期間:本契約の当初の契約期間は効力発生日に開始し、本契約に従って中途解約されない限り、注文書に記載された期間(以下「当初契約期間」)継続するものとします。注文書に当初契約期間の記載がない場合、当初契約期間は12カ月と見なされます。当初契約期間および更新後の各契約期間(「当初契約期間」を含め「契約期間」と総称)の満了時、いずれかの当事者が他方の当事者に対し、契約期間満了の30日前までに更新しない旨を書面で通知しない限り、自動的にさらに12カ月間(以下「更新期間」)更新するものとします。  

4.2    解除事由に基づく解約:一方の当事者は、他方当事者が本契約の重要な約定に違反し、書面による違反の通知を受けてから10日以内に当該違反状態を是正できない場合、本契約を解除する権利を有します。是正不可能な違反の場合、通知後、直ちに本契約を解除できるものとします。各当事者による本契約の解除は、契約違反に対する唯一の救済手段ではなく、当該当事者に認められる他の権利や救済手段が本契約の解除によって制限されることはありません。

4.3    解約による影響: 本契約が解除された場合、パブリッシャーはPubMatic製品の使用を直ちに中止し、PubMaticの秘密情報をそのあらゆる形式の全ての複製物を含めて廃棄するか返却するものとします。以下の条項は本契約の解除後も効力が存続します:セクション2.4(免責事項)、セクション3(料金;支払い)、セクション4.3(解約による影響)、セクション6(プライバシー:データの利用)、セクション7(秘密保持)、セクション8(譲渡)、セクション9(補償義務)、セクション10(責任の限定)、セクション11(準拠法および管轄)、セクション12(雑則)。

セクション5 – 標章の使用:パブリッシャーはPubMaticに対し、PubMatic製品を使用するパブリッシャー・プロパティに関連するパブリッシャーの標章を営業、マーケティング、広告、宣伝、有価証券、有価証券報告書を含むがこれに限定されない商業および企業用途で使用するロイヤリティ無料、非独占的、世界規模の権利およびライセンスを付与するものとします。本契約に明記されている場合を除き、いずれの当事者も他方の標章を事前の書面(電子メールも可)による同意なしに使用しないものとします。

セクション6 – プライバシー:データの利用

6.1    プライバシー・ポリシー :パブリッシャーは、法令に準拠した適切なプライバシー・ポリシーを遵守し、インタレストベース広告のデータが収集される各パブリッシャー・プロパティの各ウェブページにプライバシー・ポリシーを掲載するものとします。かかるプライバシー・ポリシーには以下の内容の条項が含まれるものとします:(a)『PubMaticおよびデマンドパートナーの手法を含む、パブリッシャーによる利用者データの収集、利用、共有方法についての明確な表示』、(b)『パブリッシャー・プロパティ上でインタレストベース広告およびクロスアプリ広告のデータ収集が行われることについての記載』、(c)『デマンドパートナーなど、データが共有される第三者のカテゴリー』、(d)『個人識別可能情報、正確な位置情報、機密データ、センサーデータ、名簿データなど、パブリッシャー・プロパティ上でインタレストベース広告またはクロスアプリ広告のために収集されるデータの種類についての説明』、(e)『データが第三者によって収集、あるいは第三者に提供される目的についての説明』、(f)クッキーをブロックするブラウザ設定が当該技術に影響を与えないという事実を含む、統計的識別技術またはクッキー以外の技術(eタグ、ウェブまたはブラウザのキャッシュ等)が第三者によってパブリッシャー・プロパティ上で使用される場合があることの開示』、(g)『特定のブラウザまたはデバイスにより収集されたデータが、収集に用いられたブラウザまたはデバイスとリンクした他のコンピュータまたはデバイスと共に利用される可能性があることの開示』、および(h)『インタレストベース広告、クロスアプリ広告、統計的識別またはクロスデバイス・ターゲッティングからオプトアウトする方法に関する明確なリンク、あるいは説明』。

6.2   プライバシーコンプライアンス基準

6.2.1  各当事者は、米国の法令、デジタル広告アライアンス(DAA)およびネットワーク広告イニシアティブ(NAI)の規則およびガイドライン、ならびにEU一般データ保護規則(規則2016/679)を含むがこれに限定されない適用されるデータ保護、プライバシー要件の下、それぞれの義務に従うものとします。

6.2.2    パブリッシャーは、自身、PubMaticおよび関係する全てのデマンドパートナーのため、以下の項目に関して利用者に通知し、明確な同意を得る責任を負うことに同意するものとします:(a)『個人情報、正確な位置情報、ユーザーのデバイスIDおよび取扱いに注意を要するユーザー情報をPubMaticとデマンドパートナーに提供すること』、(b)『そのユーザーの統計的な識別情報あるいは他のクッキー以外の技術(eタグ、ウェブまたはブラウザキャッシュ等)を収集、使用すること』、(c)複数のウェブブラウザおよびデバイスにまたがって情報を収集、利用していること』、および(d)『ファーストパーティクッキーおよびサードパーティクッキー(を含むがこれに限定されない)。サードパーティクッキーを使用することをユーザーに明確に通知し、ユーザーがサードパーティクッキーをオプトアウトした場合、その旨を速やかにPubMaticに通知すること』。データ保護、プライバシー要件により、PubMaticおよびデマンドパートナーに個人情報を渡す際、ユーザーの同意が必要な場合、必要な同意を得ることなく、PubMaticまたはデマンドパートナーに当該個人情報を渡さないこと。PubMaticはパブリッシャーと協力し、これらの要件を遵守します。

6.2.3  添付のEUデータ保護に関する付属合意書は本契約の一部を構成し、その条項は、参照することによって、本契約のセクション6に組み込まれるものとします。

6.2.4    パブリッシャー・プロパティが13歳以下の児童を対象とするものである場合、パブリッシャーはPubMatic製品に当該パブリッシャー・プロパティを含めず、運用を開始しないものとし、PubMatic製品で当該パブリッシャー・プロパティの運用を開始する場合、パブリッシャーはPubMatic製品内でその旨を警告するか、PubMaticに事前の書面でその旨を通知するものとします。パブリッシャーはPubMaticまたはそのデマンドパートナーに対し、(a)『該当する場合、COPPAまたはデータ保護、プライバシー要件で定義されている13歳未満の児童の個人情報』、(b)『該当する場合、COPPAまたはデータ保護、プライバシー要件で定義されている16歳未満の消費者の個人情報』を渡さないものとします。

6.2.5  パブリッシャー・プロパティがモバイルアプリケーションである場合、パブリッシャーは、ストアまたはウェブサイトなどモバイルアプリケーションが取得できる場所に、以下を内容とする通知を明確で目立つ形で表示するか、そのような通知へのリンクを表示しなければなりません:(a)『クロスアプリ広告のために情報が収集されることがあること』、(b)『個人識別可能情報、機密データ、センサーデータ、正確な位置情報、名簿データなど、クロスアプリ広告のために収集されるデータの種類についての説明』、(c)『収集された情報がどのように、何の目的で使用されるか、または、第三者に提供されるのかの説明』、および(d)『オプトアウトメカニズムへのアクセス方法に関する目立つリンクまたは説明』。広告上やその周辺に通知を表示できない場合、パブリッシャーはアプリ内や広告のランディングページで通知が表示されるように配慮しなければなりません。

6.3   データの所有権と利用;フィードバック PubMaticはすべてのPubMaticデータについての権利、権限および利益を保有しています。パブリッシャーはすべてのパブリッシャー・データについての権利、権限および利益を保有しています。パブリッシャーは、PubMaticとそのデマンドパートナーに対し、パブリッシャーから提供されたユーザーデータを以下の場合に収集、使用、共有するための限定的かつ取消不能なワールドワイドで無償の使用許可を付与するものとします。(a)『PubMatic製品に関連する場合』、(b)『かかるデータを報告目的で使用する場合』、および(c)『法律に基づく要求または法的手続きに対応する場合』。本契約に反する条項の有無にかかわらず、パブリッシャーはPubMaticに対し、パブリッシャーがPubMatic製品を利用することに関連して発生するアイディア、概念、修正案、提案、改善策、強化策およびその他の情報について、取消不能、ロイヤリティ無料、完全に支払い済みの世界規模の使用許可を付与するものとします。

セクション 7 – 秘密保持: 各当事者は、相手方の全ての秘密情報を相手方の専有情報として扱い、かつ秘密性を厳重に維持し、相手方の書面による事前の明示的な同意なしに、本契約の義務の履行以外で、かかる秘密情報の開示または使用をしないものとします。上記にかかわらず、秘密情報には、情報の受領当事者が書面により以下を証明できる情報は含まれないものとします:(a)『開示された時点で受領当事者に知られている情報』、(b)『受領当事者の不正な行為により公知となった情報』、(c)『当該情報を開示する権限を有する第三者から受領当事者が合法的に受領した情報』、または(d)『裁判所命令または同様の政府機関からの命令に従って開示された情報』。ただし、開示当事者が命令による開示を回避または制限できるよう、受領当事者は当該命令について迅速に通知するものとします。両当事者は、PubMaticによって請求される料金に関連する情報は、本契約において秘密情報または占有情報に該当しないことに同意するものとします。本契約の契約条件はPubMaticの秘密情報と見なされます。

セクション8 -譲渡:本契約に基づく各当事者の権利および義務は、相手方の事前の書面による同意なしに譲渡できないものとします。なお、かかる同意は合理的理由なしに留保しないものとします。ただし、いずれの当事者も自己の関連会社に対する譲渡、または会社の支配権の移転、または実質的に全ての資産を譲渡する場合、譲渡当事者が当該譲渡につき事前に書面にて通知することを条件に、相手方の同意なしに譲渡できるものとします。相手方の同意が必要となる場合に同意なしになされた譲渡は無効となります。本契約はパブリッシャー、PubMatic、および、それぞれの同意を得た承継者または譲受人以外の個人または第三者に対し、いかなる権利または救済措置も付与するものではありません。

セクション 9 – 補償義務

9.1        PubMaticの補償義務:PubMaticは、パブリッシャー、その役員、取締役、株主、関連会社、代理人、承継者、譲受人(「パブリッシャー補償対象者」と総称)を以下の事項から生ずる、または、以下の事項と関連するパブリッシャー補償対象者に対する第三者による申し立て、訴訟、その他の法的手続き(以下「申し立て」)から補償、防御、免責することに同意します:(i)『PubMatic製品による第三者の知的財産権の侵害』、または(ii)『PubMaticによる当該プライバシー法の違反』。

9.2        パブリッシャーの補償義務: パブリッシャーは、PubMatic、その役員、取締役、株主、関連会社、代理人、承継者、譲受人(「PubMatic補償対象者」と総称)を以下の事項から生ずる、または、以下の事項と関連するPubMatic補償対象者に対する申し立て(訴訟費用、合理的な弁護士費用を含む)から補償、防御、免責することに同意するものとします:(i)『パブリッシャーまたはそのパブリッシャーによる第三者の知的財産権の侵害』、(ii)『パブリッシャーによる当該プライバシー法の違反またはパブリッシャーによるセクション6.1(プライバシー・ポリシー)、6.2(プライバシーに関するコンプライアンス)の違反』、(iii)『パブリッシャー・プロパティの適用法令の違反』、または(iv)『パブリッシャー・プロパティが規制対象コンテンツを含む場合』。

9.3        補償に関する一般規定: 一方の当事者が本契約に基づき補償および/または弁護を要求するすべての場合において、被補償者は補償者に対し、当該申し立てについて書面で速やかに通知し、合理的な協力、支援を提供し、かつ、当該申し立てについての調査、防御、和解に関する完全な管理と権限を与えるものとします。ただし、被補償者による事前の承諾を条件とします。各当事者の補償義務は、申し立てが他方の当事者による本契約の違反に関して発生する場合には適用されません。PubMatic製品のいずれかが本契約に基づき侵害の申し立ての対象となる場合、PubMaticは、その自由裁量により、(i)『パブリッシャーが当該PubMatic製品を継続して利用する権利を取得する』、(ii)『侵害の状態が解消されるよう、当該PubMatic製品を代替または変更する』、または(iii)『(i)と(ii)が商業的に実現困難な場合、パブリッシャーに対して書面で通知することにより本契約を終了できるものとします。上記にかかわらず、PubMaticは以下のいずれかの事由に基づく侵害申し立てについて義務を負わない』ものとします:(i)本契約に従わないPubMatic製品の利用および、PubMaticが意図しない目的によるPubMatic製品の利用』、(ii)『PubMaticが供給したものではない他の製品、機器またはソフトウェアとPubMatic製品を組み合わせた利用』、または、(iii)『PubMaticまたはPubMaticに認定された代理店または外部業者以外の者によるPubMatic製品の変更』。本項は、知的財産権侵害の申し立ておよび法的手続きに対する各当事者のすべての責任および唯一の救済措置について規定するものとします。

セクション10 – 責任の限定:セクション7に規定されている各当事者の機密保持義務、セクション9に規定されている補償義務、セクション6に規定されているパブリッシャーの違反、あるいは詐欺的または故意の不正行為に関するものを除き、いずれの当事者も、本契約に基づく責任の総額は、申し立ての直近6カ月間に本契約に基づいて支払うべきPubMatic料金の総額を超えないものとします。セクション6に規定されているパブリッシャーの違反に関するものを除き、いずれの当事者も、他方当事者の間接的、偶発的、派生的、懲罰的、特別な損害、利益の損失、使用機会の損失、データの損失について一切の責任を負わないものとし、かかる損害発生の可能性について知らされていた場合も同様とします。また、PubMaticは、パブリッシャーのデマンドパートナーまたはパブリッシャーの作為または不作為、PubMatic製品を利用する他のパブリッシャーに関するパブリッシャーの活動、あるいは、PubMaticまたはパブリッシャーの第三者サービスプロバイダーについて一切の責任を負わないものとします。

セクション11 – 準拠法および管轄:本契約は、カリフォルニア州の抵触法の原則に影響されることなく、カリフォルニア州の法律に基づいて解釈されるものとし、両当事者は本契約に基づく、あるいは関連するいかなる紛争についても、カリフォルニア州サンタクララ郡の州裁判所および連邦裁判所の専属的裁判管轄に服することに合意し、管轄に関する異議を放棄するものとします。

セクション12 – 雑則: 本契約は、当事者間における完全な合意事項であり、本件に関する全ての事前の合意事項または了解事項に優先するものとします。当事者間の書面による合意がない限り、本契約は変更できないものとします。ただし、PubMaticは、本契約のいずれかの条項をパブリッシャーに対して30日前の書面による通知をなすことで変更できるものとします。この場合、変更通知の書面に記載される変更が本契約の商業的条件に関する変更で、当該変更について合意できないパブリッシャーは、この30日間の通知期間中に書面により異議を提出するものとします。この期間内にパブリッシャーが書面による通知を提出しない場合、パブリッシャーによるPubMatic製品の継続的な利用は、当該商業条件の変更に対する拘束力ある同意と見なされます。なお、商業的条件以外の変更の通知については、パブリッシャーは異議を述べられないものとします。いずれかの当事者が他方の当事者に対し、本契約のいずれかの条項の厳格な履行を強制しない場合、あるいは、本契約のいずれかの権利を行使しない場合であっても、当該当事者による権利の放棄と解釈されることはありません。本契約のいずれかの条項が、当事者を管轄する裁判所によって無効と判断された場合、当該条項は適用される法律に従い、当事者による本来の意図を可能な限り反映するように修正されたものとみなされ、かつ本契約の他の部分は完全な効力を有するものとします。両当事者は独立した契約当事者であり、本契約のいかなる規定も、当事者相互にパートナーシップ、合弁事業または代理店関係を発生させるものではありません。本契約に基づく各当事者の権利および義務は、各当事者の承継者および適法な譲受人に対して効力を有するものとします。本契約は、それぞれが正本と見なされる複数の副本により締結することができ、それらの副本は、一体として同一の契約書を構成するものとします。本契約は、広く認知された電子署名サービスを利用して締結するか、ファクシミリで送信するか、署名したものをスキャンして電子メールで送信することができ、それらの方法による署名も、意図された目的の範囲では正式な署名として取り扱われるものとします。本契約に基づく通知は、以下の各時点で有効になされたものとします:(i)『手渡しの場合はその時点』、(ii)『料金支払済みの書留郵便または配達証明付き、その他これに類する種類の郵便が投函された場合は、その5日後』、(iii)『広く認知された速達扱いの宅配便により送られた場合は、その1日後』。上記いずれの場合も、本契約に記載された受取人である当事者の住所地または当事者により書面で指定された他の住所に送られ、PubMaticへの通知のため、法務顧問宛に写しが送られることを条件とします。

セクション13 – 定義

13.1「CCPA」とは、カリフォルニア州消費者プライバシー法を意味します。

13.2「報酬調整金額」とは、(a)自動化された手法、その他の無効な手法、あるいはサプライ・ポリシー(https://pubmatic.com/legal/supply policy/)違反によってマネタイズされたインプレッションについての報酬』、および(b)『未払い報酬』を意味します。

13.3「秘密情報」とは、開示した当事者に帰属し、開示者またはそのパブリッシャーにとっての秘密ないし専有である情報、あるいは、秘密ないし専有と合理的に判断される情報であり、当事者間で文書、図面、口頭または電子的な方法で、直接または間接に授受される情報を含みますが、これらに限定されません。

13.4 「データ保護、プライバシー要件」とは、適用されるデータ保護、プライバシーに関する法律、規則、業界の自主規制、規範およびガイドラインに基づく各当事者の義務を意味します。

13.5「デマンドパートナー」とは、広告媒体を調達する側のPubMaticの顧客であり、DSP、アド・エクスチェンジ、代理店、トレーディングデスク、アドネットワークが含まれますが、これらに限定されるものではありません。

13.6 「パブリッシャー売上」とは、パブリッシャーがPubMatic製品を通じてパブリッシャーのインベントリをマネタイズすることで獲得されたとPubMaticが判断した売上を意味します。

13.7「EUデータ保護に関する付属合意書」とは、https://pubmatic.com/legal/publisher-data-processing-addendum/にあるデータ保護付属合意書を意味します。

13.8「標章」とは、当事者の名称、ロゴ、商標、サービスマーク、ドメイン名、商号、その他の創作物もしくは製品資料、識別用の記章、または、それらの記号および略称を意味します。

13.9「未払い報酬」とは、(a)『デマンドパートナーからの支払いが、請求日より120日を経過しても未払いのままとなっているもの』、または(b)『 PubMaticが合理的かつ誠実な裁量により、デマンドパートナーによる支払いがされないと判断したパブリッシャー売上』を意味します。パブリッシャーは、適用法で認められる最大限の範囲において、要求に応じてPubMaticから合理的な支援を得て、当該デマンドパートナーから未払い報酬を直接回収する権利を有します。未払い報酬に関係するPubMatic料金は、パブリッシャーまたはPubMaticがデマンドパートナーから回収できた範囲において支払義務が発生するものとします。

13.10「規制対象コンテンツ」とは、サプライ・ポリシーによって禁止されているパブリッシャー・プロパティに表示されるすべてのコンテンツを意味します。

13.11「パブリッシャー・インベントリ」とは、パブリッシャーおよびパブリッシャーのサードパーティ・パブリッシャーがパブリッシャー・プロパティに用意した広告インベントリあるいは広告枠を意味します。

13.12「パブリッシャー・データ」とは、パブリッシャーが本契約に基づきPubMaticに提供あるいは利用可能とするデータを意味します。

13.13「パブリッシャー・インベントリ」とは、パブリッシャーおよびパブリッシャーのサードパーティ・パブリッシャーがパブリッシャー・プロパティに用意した広告インベントリあるいは広告枠を意味します。

13.14「パブリッシャー・プロパティ」とは、パブリッシャーまたはパブリッシャーのサードパーティ・パブリッシャーによって所有、運営、管理または提供されるウェブサイト、動画、モバイルアプリケーションなどのデジタルメディア・プロパティを意味します。

13.15 「PubMaticデータ」とは、PubMatic製品から、あるいはそれに関連して入手できるデータであり、PubMaticまたはそのデマンドパートナーがPubMatic製品に関連して収集したすべてのデータ、またはPubMatic、そのデマンドパートナー、または外部事業者から提供あるいは利用可能とされたデータを意味します。

13.16「PubMatic料金」とは、PubMatic製品を通じてパブリッシャー・インベントリをマネタイズしたことに対し、PubMaticに支払うべき料金を意味します。

13.17「PubMatic製品」とは、https://pubmatic.com/legal/program-descriptionsで説明されているオンライン広告のサービス、製品および機能を意味します。

13.18「注文書」とは、PubMaticとパブリッシャーの間で締結されたPubMatic製品の注文書で、商業的な情報および連絡先を文書化したものを意味します。

13.19「サプライ・ポリシー」とは、https://pubmatic.com/legal/supply-policy/に掲示される サプライ・ポリシーを意味します。

 

 

パブリッシャーとPubMaticは権限ある代表者により本書面に署名することにより上記の本契約の取引条件につき合意するものとする。

 

注文書または相互に合意したパブリッシャー・サービス基本契約がない場合:

前述のパブリッシャー・サービス基本契約は、お客様とPubMatic間の相互に合意された契約がない場合、PubMatic製品にアクセスまたは使用する際に従う必要がある法的文書です。このセクションで使用する「お客様」または「お客様の」とは、PubMatic製品にアクセスしたり使用したりする当事者、およびその当事者が代理している会社、事業体、または組織(「パブリッシャー」)を意味します。

お客様またはパブリッシャーが本規約の当事者であることを望まない場合、または全ての規約に同意しない場合、PubMatic製品にアクセスしたり使用したりしないでください。

パブリッシャーに代わってPubMatic製品を使用している場合、お客様は必要に応じてパブリッシャーをバインド(拘束)する権限があることを表明および保証し、パブリッシャーは前述の利用規約の違反についてPubMaticに補償することに同意するものとします。

注文書またはお客様とPubMatic間の相互に合意された契約がない場合、発効日はお客様がPubMatic製品にアクセスまたは使用する最初の日となり、PubMatic料金は、発効日時点でPubMaticが適用するレートカードに基づき、PubMaticが請求するデフォルトの金額となります。

上記に関わらず発効日はお客様がPubMaticサービスにアクセスまたは使用する最初の日となります。

上記に関わらずPubMatic料金とテイクレートは、発効日時点でのPubMaticの適用するレートカードに基づいてPubMaticが請求するデフォルトの金額となります。