どんなマーケターに現在のオーディエンス構築方法を尋ねても、返ってくる答えは同じでしょう。それは、新しいキャンペーンを立ち上げるたびに、データソースを切り替え、無数のボックスにチェックを入れ、手順を繰り返すというものです。こうしたやり方は、繰り返しが多く時間がかかる上に、パートナー間でスケールアップすることも困難です。 PubMaticのAI搭載Audience Discoveryツールは、PubMaticのバイヤー向けソリューションを利用する広告主や代理店のために、まさにそうした課題を解決します。オーディエンスプランニングを、手作業による複数ステップのプロセスから、会話型のシンプルな体験へと変革します。 よりスマートにオーディエンスを発見する方法 オーディエンスターゲティングは従来、プログラマティック広告においてとりわけ時間と専門知識を要する作業でした。マーケターは、キャンペーンの目標に最も合致するオーディエンスセグメントを見つけるために、オーディエンスセグメントのリストを何時間もかけて精査してきました。 Audience Discoveryを利用すれば、バイヤーはオーディエンスの目標を平易な文で簡単に説明するか、ブランドのウェブサイトのURLを入力するだけで、あとはAIが面倒な作業を自動で処理します。 例: 「25歳から65歳までの年齢層で、食料品宅配アプリを利用し、NFL GameDay(アメフト専門の情報番組)を視聴するオーディエンスを構築してほしい」 PubMaticのAIは、ユーザーの意図を解釈し、実際のオーディエンスデータを分析し、関連性、リーチ、コスト効率に基づいてランク付けされたセグメントを推奨するという一連の作業を、ほんの数秒で実行します。 発見を強化する2つの方法 自然言語によるオーディエンス構築:バイヤーは、シンプルな自然言語のプロンプトを使用してキャンペーンの目標を説明します。 PubMaticの生成AIはこれを受けて、各リクエストのコンテキスト全体を解釈し、行動、デモグラフィック、類似性、現実の意図シグナルを含むオーディエンス属性から最も関連性の高いものを見極めます。そこから大規模言語モデルが、信頼できるデータパートナーから提供される数千ものオーディエンスセグメントを、以下の要素を組み合わせた複数シグナル点数化フレームワークを通じて、評価、推奨、ランク付けを実行します。 セマンティック(意味的)関連性:各セグメントがバイヤーの意図とどの程度一致しているか オーディエンスリーチ:推奨されたセグメントが十分な配信規模を確保できるか コスト効率:競争力のあるCPMレンジ内でパフォーマンスの高いセグメントを優先 URLベースのオーディエンス構築:別の方法は、バイヤーが広告主のウェブサイトのURLを入力するというシンプルなものです。ここでのURLは、広告主のウェブサイト上における商品ページ、カテゴリページ、ホームページなど任意のページのものを選べます。当社のシステムはサイトをリアルタイムで確認し、メタデータ、商品説明、コンテンツを分析して、業種、ターゲット消費者、広告対象サービスを見極め、それに合わせたオーディエンスセグメントを自動的に推奨します。 これら2つのモードを組み合わせることで、データドリブンな代理店から、すぐに利用可能な、インテリジェントな初期設定を求めるマーケターまで、あらゆるバイヤーが柔軟なオーディエンス構築を実現できます。 面倒な手作業から、わずか数分の魔法へ 仕組みは以下の通りです: 意図の理解:AIが自然言語またはウェブサイトコンテンツから主要なエンティティ、業界、デモグラフィック情報を抽出します。 データへのマッピング:これらのコンセプトをPubMaticがキュレートしたオーディエンスセグメントネットワークにひも付けます。 ランク付けと推奨:関連性、リーチ、コストに基づいてマッチする可能性を評価し、最適な選択肢を提示します。 こうした透明性の高いデータに裏付けられたワークフローにより、かつて何時間もかかっていた手作業の設定が、ものの数分で完了し、バイヤーはすべてのステップで完全なコントロールと明確な情報を得ることができます。 重要である理由 オーディエンスの構築はもはや手のかかるものでも、専門技術を要するものでもありません。AIを活用したAudience Discoveryにより、広告主は以下のことが可能になります: オーディエンス構築時間を数時間から数分に短縮 手作業でのセグメント選択に伴う学習コストをなくす データに裏付けられた説明可能なレコメンデーションで信頼性を向上 Activate内で直接行うキャンペーンの設定とアクティベーションを迅速化 自動支払いが日々の取引管理を一変させたように、生成AIは広告主がオーディエンスターゲティングにアプローチする方法を刷新しています。それにより担当チームは、決まりきった手作業ではなく戦略に集中できるようになります。 より迅速に、よりスマートに Audience Discoveryは、キャンペーンのモニタリングやインベントリのキュレーションなど、当社が最近リリースした他のAI機能を基盤としており、戦略策定からアクティベーションまで、バイヤーにシームレスなAIドリブンの体験を提供します。 このシステムにより、リアルタイムのシグナルに基づくオーディエンス、インベントリ、設定が推奨されることで、バイヤーはキャンペーンをプロアクティブに計画し、アクティベートし、最適化することが可能になります。 実際の手順をデモ動画で見る Audience Discoveryツールが会話形式で正確かつ実用的なオーディエンスプランニングを実現する様子を、短いデモ動画でご覧いただけます。 試してみたい方は、PubMaticの担当者にご連絡いただくか、いつでもお気軽にお問い合わせください。 今回のローンチは、プログラマティック広告の新たな章の始まりにすぎません。AIが人間によるインサイトを強化して、よりスマートな成果をもたらす時代が幕を開けたのです。

PubMaticは、日本のプログラマティック広告における取引の透明化と市場の活性化を目的に、ADKマーケティング・ソリューションズと、グローバルにおける優先取引契約を締結しました。

Googleは、5月から検索結果の順位決定要因として「Core Web Vitals(コアウェブバイタル)」を導入し、「ページエクスペリエンスシグナル」をより重視すると発表しました。パブリッシャーがサイトエクスペリエンスを最適化しようとするとき、ヘッダー入札の実装がWeb Vitalsのスコアにどのような影響を与えるかを理解することが重要です。これらの変更が有効化される前に、実装を見直し、ヘッダー入札スタックのパフォーマンスを最適化しておくことを強く推奨いたします。   Web Vitalsを理解する Web Vitalsはページのパフォーマンスとユーザーエクスペリエンスを測定するための手法です。 Web Vitalsのスコアは3つの要素で構成されています: Largest Contentful Paint (LCP) は、ページ上で最も有意義なテキストまたは画像ブロックの読み込み時間を測定します。 First Input Delay (FID) は、ユーザーが最初にページを操作しようとしてから、ページがそれを処理するまでの時間を測定します。 Cumulative Layout Shift (CLS) は、ページが読み込まれる際、ページ上の要素がどの程度ずれを生じるかを測定します。 これらのスコアはユーザーによる実際のページ読み込みから算出されます。Google Lighthouseなどのツールを使用したラボ診断では、サイトの採点に異なる指標が使用されます。一方、Chrome Experience Reportは検索順位決定に使用されるサイトの実データを提供します。ページのパフォーマンスを最適化する際に重要なのは実際のユーザーエクスペリエンスです。ただし、ラボ診断やデータはテストしようとしている変更の効果を確認するのにとても役立ちます。 スコアアップの機会 Web Vitalsのスコアを向上させるには技術的な努力が必要です。以下で提案している内容のほとんどは、エンジニアリングチームと協力し、ウェブサイトと広告スタックの両方を最適化する必要があるものです 1) すべてのスクリプトをasyncまたは defer属性を用いて非同期で読み込む ページの読み込みプロセスを妨害するスクリプトは、広告スタックの一部であるスクリプトやタグを含め、Web Vitalsスコアに悪影響を及ぼします。また、スクリプトをブロックすると、LCPとFID両方のスコア低下につながります。ブロックを防ぐためには、asyncまたは defer属性を用いてスクリプトを読み込むことができます。async属性とdefer属性の細かいニュアンスは複雑です。Mozillaが提供するこちらのガイドでは、async属性とdefer属性だけでなく、その他のページロード最適化についてもわかりやすく解説しています。 パブリッシャーは一般的に、OpenWrapやPrebid.jsなどのヘッダー入札スクリプトをdefer属性ではなくasync属性で読み込み、ページが完全に読み込まれる前に入札リクエストが送信されるようにすべきでしょう。 2) コンテンツのレンダリングに必要なオブジェクトを早く読み込む 良いLCPスコアを獲得するためには、ページ上の最も有意義なコンテンツブロックをできるだけ早くレンダリングすることが重要です。ここで特筆すべきは、LCPスコアを算出する際、すべての広告を含むiframe内のコンテンツは考慮されないことです。つまり、マネタイズとCore Web Vitalsのスコアはトレードオフの関係にあります。マネタイズの観点から理想的なのは、コンテンツの前に広告スタックを読み込み、可能な限り早く入札リクエストを送信するという方法です。一方、Web Vitalsのスコアを最大限まで押し上げるには、まずコンテンツを読み込み、次に広告という順になります。 ほとんどの物事がそうであるように、多くの人にとって望ましいのは中庸です。残念ながら、特効薬のような解決法は存在しません。両極端のあいだにある理想的な妥協点を見つけるには、いくらかの試行錯誤が必要です。広告スタックを読み込むのに最適なポイントは、使用する技術仕様やウェブサイト、ページの構造によって異なります。React.jsなどのJavaScriptライブラリでページをレンダリングする技術スタックを使用している場合、通常、レンダリングに必要なライブラリの読み込みを広告スタックより先に開始するのが得策です。 PubMaticでは、広告スタックを読み込み、広告リクエストを開始するための理想的なページロードポイントを見つけることで、パブリッシャーのWeb Vitalsのスコアを大きく改善できています。この理想的なポイントを見つけるため、私たちはパブリッシャーと連携し、さまざまな読み込みタイミングを試し、スコアへの影響を確認しています。 3)広告の遅延読み込み ほとんどのウェブページはファーストビューとそれ以外の部分の両方に広告があります。広告読み込みによるパフォーマンスへの影響を軽減するため、まずファーストビューの広告のみをリクエストし、ユーザーのスクロールに合わせてその他の広告を遅延読み込みすることを検討してみてはいかがでしょうか。最初のページロード中にリクエストされる広告の数を減らすことで、ページコンテンツの読み込みに必要な計算およびネットワークリソースを確保できます。このアプローチの副次的な効果は、ビューアビリティのスコアが向上することです。 4) リソース不足時のフットプリント削減 あるページで利用できる計算およびネットワークリソースは使用しているデバイス、デバイスが接続されているネットワークによって大きく異なります。私たちの業界はデスクトップとモバイルの比較で考えることに慣れていますが、ページの読み込みに利用できるリソースはさまざまな要因の影響を受けます。5GやWi-Fiのネットワークに接続されたiPhone 12…

ヘッダー入札を巡ってはどうも誤解があるようです。この記事では、流布されている迷信のなかで特によく耳にするものを取り上げます。その前にヘッダー入札の基本を手早く復習する必要がある方は、PubMaticのMarcus Pousette(GCK 、SEA担当のカントリーマネージャー)による動画(英語)をご確認ください。 迷信1:ラッパーソリューションは莫大なコストがかかるものばかりだ アドテクのプロバイダーのなかには、ラッパー内のすべてのデマンドパートナーから得られた売上について、パブリッシャーにレベニューシェアを請求するところがあり、ラッパーソリューションはパブリッシャーにとって高いものになるかもしれません。しかしこれはすべてのソリューションに当てはまることではなく、PubMaticには当てはまりません。 PrebidベースであるPubMaticのOpenWrapのように、パブリッシャーに追加コストが発生しないことを明確にしているラッパーソリューションもあります。何に対して契約するのか、そしてどれだけのコストが必要なのかをパブリッシャーに事前に正確に知ってもらう。これは大切なことだとPubMaticは強く信じています。 では、バイヤーに請求するということなのでしょうか。 ラッパーのプロバイダーとして、バイヤーや広告主から料金を徴収することはありません。費用の徴収はラッパー内の各パートナーから行われます。つまり、ビジネスモデルの一部として、本質的に各パートナーの義務なのです。 迷信2:ラッパーソリューションの実装は非常に面倒だ コストに見合ったサービスを提供するSSPならば、パブリッシャーの代わりに全ての困難な業務を行うための専任のカスタマーサクセスチームがあります。このチームが実装プロセス全般をガイドし、バックエンドの技術的な部分は、トラブル対応を含めて全て対応してくれるはずです。 新しいラッパーソリューションの採用は、パブリッシャーからすると、ウェブページのヘッダーに1行のコードをデプロイするだけで簡単に済むこともあります。 とはいえ、パブリッシャーがSSPパートナー候補を評価する段階では、デューデリジェンスを行うことが重要です。「カスタマーサクセスチームの拠点はどこか?」「自社と同じタイムゾーンにあって、リアルタイムでサポートを受けられるか?」など、適切な質問をする必要があります。ほとんどのSSPには専任チームがありますが、チームの効果という点では、多くの微妙な違いがあるかもしれません。 迷信3:ラッパーソリューションは保守が面倒だ 適切なSSPパートナー――コードのデプロイを簡単にしてくれるところ――と組んでいれば、そんなことはありません。 ラッパーソリューションのなかには、パートナーや広告ユニットの追加や削除などの変更を加えたい時に、毎回、コードをアップデートしてデプロイしなければならないものがあります。その場合、変更は困難で時間がかかるかもしれません。パブリッシャーが新しいコードをデプロイする必要があるたびに、それによってウェブページが壊れないこと、ページの読み込みが遅くならないことを、まず品質保証チームが確かめる必要があります。この作業には時間がかかるため、多くのパブリッシャーは、コードの変更点をいくつか保留して、たとえば四半期末などにまとめて設定します。このため、一部のラッパーは、新たなデマンドパートナーの追加といった簡単な作業に何カ月もかかることがあります。 しかし、適切なパートナーと組んでいれば、ラッパーの保守は容易です。PubMaticのOpenWrapのように、コードを更新しなくてもデプロイが可能で、すぐに使用できる永続的なコードを備えたソリューションがあります。Prebidの最新版への更新、タイムアウトの変更、パートナーや広告ユニットおよび広告サイズの追加と削除など、パブリッシャーが変更したいと思う部分はすべて、簡単に利用できるUIから行えます。 迷信4:ラッパーはそのSSPのデマンドに偏る オークションを偏向させるなどの悪質な行為を行う業者がいる一方で、主要なSSPのDNAには、透明性が組み込まれています。こうしたSSPは、GitHubのようなプラットフォームで公開されているオープンソースのコードに基づいてラッパーソリューションを構築しており、パブリッシャーはそのコードをダウンロードして調査できます。GitHubはソフトウェア開発とバージョン管理のプラットフォームで、ほとんどのテックベンダーがここにコードを格納しています。そして、PubMaticのOpenWrapがそうであるように、格納されたコードは公開されています。 適切なラッパーソリューションは、コード自体がチェックしやすいだけでなく、パブリッシャーによるリアルタイムの監視が可能です。ラッパー上のすべてのデマンドパートナーからの入札を、ブラウザ上のコンソールで見ることができ、厄介なことが起こっていないことを確認できます。 昨今、パブリッシャーが真の透明性を確実にするには、SSPからのログファイルへのアクセスが必要だという声もあります。非常に細かいデータにアクセスするのであればログファイルが最適ですが、ファイルが巨大なため、読み込んで分析することによってパブリッシャーのリソースが枯渇してしまうかもしれません。ログファイルには各パートナーと各インプレッションの入札ごとのデータが含まれているため、精査するには専門家による社内チームと膨大なリソースが必要になります。 信頼できるSSPと組むことで、頻繁に使われる分析はUIを通じて利用でき、リアルタイムで確認できます。データは通常、1時間もしくは1日といったレベルで集計されるため、より有用で、解釈に専門的なスキルを必要としません。SSPパートナーがこれまでのチェック事項を満たしているならば(すなわち、コードを自由に入手でき、すべての入札をコンソールでリアルタイムにモニターできるならば)、ログファイルへのアクセスはまったく必要ありません。 ただ、繰り返しになりますが、パブリッシャー側から適切な質問をすることが重要です。透明性は、全てのSSPが最低限おさえておくべき事項なのです。 迷信5:ヘッダー入札で得をするのはパブリッシャーだけ ヘッダー入札はパブリッシャーにとってすばらしいものです。デマンドが増え、レイテンシー(遅延)が低下し、収益性が向上します。しかし、それだけではなく、ヘッダー入札はバイヤーにとってもプラスがあります ウォーターフォールを廃止し、すべてのデマンドソースを単一のユニファイドオークションで競争できるようにするヘッダー入札は、バイヤーにとってインベントリへのアクセスを民主化してくれるものです。つまり、インベントリまでの経路を、パブリッシャーの広告サーバーによって決められることなく、バイヤーが望むものを自由に選べるのです。経路を自分で選択できるため、サプライパス最適化(SPO)の取り組みも、その他の関係性も自由に利用できます。. そして、すべてのデマンドがひとつのオークションで競争することから、バイヤーは各インプレッションに公平な市場価格を支払っていることがわかります。 迷信6:ラッパーはすべて平等に作られている 全てのラッパーが平等に作られているわけではありません。ラッパーソリューションの違いによって、パブリッシャーが得ることができるマネタイズに大きな違いが生じる可能性があります。 これは、Prebidに基づくラッパーソリューションのあいだでもそうです。同じPrebidであれば、総売上はかなり似た結果になると思うかもしれませんが、そうではありません。詳しくはこちらの事例をご確認ください。香港のプレミアムパブリッシャーである9GAGが3つのラッパーをテストしたところ、市場、広告ユニット、アダプターが同じでも、マネタイズの結果に大きな違いが生じました。 導入するラッパーをRFI(情報提供依頼書)や、さらには直感だけに基づいて決めてしまうと、パブリッシャーは得られたはずの売り上げを失うかもしれません。パブリッシャーのあいだではまだなじみが薄いことですが、さまざまなソリューションのA/Bテストを実施するべきです。RFIは初期調査には有効ですが、客観的なテストを実施しないと実際のパフォーマンスは予測できません。あなたは試乗せずに新車を買うでしょうか。 新しいラッパーソリューションを検討している方は、適切な質問をするだけではいけません。テストしてみるべきです。 Originally published in Campaign Asia

東京(2020年8月6日)-プレミアムコンテンツクリエーター向けデジタルテクノロジー企業であるPubMatic(本社:米国カリフォルニア、共同創設者兼CEO:Rajeev Goel、以下、PubMatic)は、本日、LiveRamp®(NYSE:RAMP)とのパートナーシップを発表しました。LiveRampの中立的かつ、匿名化された人ベースのIDがPubMaticのPrebidベースのID管理ソリューションであるIdentity Hub を介して利用可能になりました。 Identity Hub は、複数のIDソリューションをシームレスに管理して収益を最大化しようとするパブリッシャーにとって、急速に市場標準となりつつあります。このパートナーシップにより、デマンドサイド・プラットフォーム(DSP)と広告主に優れたオーディエンスのアドレッサビリティ、スケール、そしてパフォーマンスがもたらされます。この統合はオープンウェブ*全体で有効になり、将来的にモバイルアプリ内およびコネクテッドTV(CTV)でも利用できるようになります。パブリッシャーの在庫の収益化が改善されると同時に、デバイスベースのIDへの制限が強化されるCookieの無い未来への道を切り開きます。 今回のPubMaticとLiveRampのパートナーシップにより、日本のパブリッシャーはAuthenticated Traffic Solution(ATS)の利用が可能になり、オープンウェブでインベントリをLiveRampの認証された人ベースのIDと接続ができます。この機能はIdentity Hubを介してアクセスでき、Identity Hub単独、またはPubMaticのオムニチャネルヘッダー入札ソリューションであるOpenWrapにて拡張することができます。また、モバイルアプリ内とCTVでの利用も予定されています。 LiveRampのIdentityインフラストラクチャとATSとの組み合わせによりパブリッシャーのファーストパーティ認証データをマーケターのデマンドに接続し、収益とリーチを向上させるのに役立ちます。同時に、PubMaticのパブリッシャーは、サードパーティのCookieに依存することなく、オムニチャネルにおけるインベントリのマネタイズ向上を実現できます。 業界がサードパーティのCookieやモバイル広告IDの代替案を模索しているため、人ベースのIDは、オーディエンスのアドレッサビリティを実現するための業界標準に急速になりつつあります。LiveRampのアドレッサビリティ&エコシステムのシニアバイスプレジデントであるTravis Clingerは、次のように述べています。 「今年の大半は、サードパーティのCookie廃止が業界の論議の中心となりました。これにより、中立性を維持し、ユーザーエクスペリエンスを維持する、人ベースのIDと相互運用可能なソリューションの必要性が高まりました。大手サプライサイドプラットフォームパートナーの1社であるPubMaticにより、グローバルのチャネル全体でIDソリューションをさらに拡大し、パブリッシャーとバイヤーに価値をもたらしながら、特に消費者に利益をもたらす信頼できるエコシステムを構築できます」 世界中で多くのパブリッシャーがIdentity Hubを採用しています。本製品によりパブリッシャーとバイヤーは、消費者のプライバシーと選択を保護しながら、LiveRampなどの優先IDプロバイダーを使用してプログラマティックに取引できるようになります。 Identity Hubを使用すると、広告主はリーチやコンテキストの関連性、キャンペーンのROIを大幅に向上させることができます。バイヤーはウォールドガーデンのプラットフォームと同様にターゲティングの容易さとスケールにリーチできるだけでなく、チャネルを超えた透明性とコントロール性のあるプレミアムなコンテンツにリーチできるようになります。 PubMaticの日本法人のカントリーマネージャーである廣瀬 道輝は、次のように述べています。 「バイヤーコミュニティにおけるLiveRampの幅広いカバレッジとユーザープライバシーに重点を置いた人ベースのアドレッサビリティを当社のIdentity Hubソリューションを通じて提供できることを嬉しく思います。Identity Hubをご利用のパブリッシャー様はLiveRamp社と追加契約の必要なく Authenticated Traffic Solution(ATS)をご利用頂けます。 LiveRampとの今回のパートナーシップにより、チャネルを超えたバイヤーに非常に高いリーチとユーザーのアドレッサビリティを提供し、パブリッシャーに優れたマネタイズ機能を提供します。これはデジタル広告のエコシステムにおいて、サードパーティのCookieやデバイスIDに代わる選択肢が増えることになり非常に重要です」   Authentication Traffic Solutions (ATS): LiveRampのAuthentication Traffic Solutions (ATS) により、パブリッシャーは同意されたユーザーデータをLiveRampのIdentityLinkとリアルタイムに照合できます。これにより、オープンインターネット全体で認証されたCookieのない在庫に基づいて、人ベースの広告が可能になります。 Identity Hub: PubMatic Identity Hubは、パブリッシャーが複数のアイデンティティリューションをシームレスに管理し収益を最大化することを可能にしたPrebidベースのIDソリューション。バイヤーは相互運用可能なソリューションを使用しアドレッサビリティを向上させ、オープンウェブ内外でターゲティング広告を可能にするために必要な精度、プライバシー、およびスケールを達成することができます。 *オープンウェブ:ウォールドガーデンと称される独自のエコシステムを持つプラットフォーム以外のメディア。   PubMatic(パブマティック)について PubMaticは、広告代理店や広告主により選択されるセルサイド・プラットフォームであることにより、パブリッシャーに優れた収益をもたらします。PubMaticのプラットフォームは、独立系アプリ開発者とパブリッシャーがデジタル広告の収益を最大化できるように支援し、広告主は広告フォーマットやデバイスを問わず、ブランドセーフティでプレミアムな環境において、ターゲットオーディエンスにリーチしエンゲージを高め、ROIを向上させます。2006年以来、PubMaticは効率的でグローバルなインフラストラクチャを構築し、プログラマティックのイノベーションの最先端を走り続けています。PubMaticは米カリフォルニア州レッドウッドシティに本社を置き、全世界に14カ所のオフィスと9カ所のデータセンターを構えています。 LiveRampについて LiveRampは、データを安全かつ効果的に活用するためのデータ接続プラットフォームです。 IDソリューションを軸に、比類のないネットワークを提供したLiveRampは、企業とそのパートナーがデータをより適切に接続、管理、有効化して、カスタマーエクスペリエンスを変革し、より価値のあるビジネス成果を生み出すことを可能にします。 LiveRampの完全に相互運用可能な中立的なインフラストラクチャは、世界のトップブランド、代理店、およびパブリッシャーにエンドツーエンドのアドレッサビリティを提供しています。詳細については、www.liveramp.co.jpをご覧ください。   【報道関係者向け問合わせ先】 パブマティック株式会社…

今日のプログラマティック広告は、オーディエンスセグメンテーション、ターゲティングからフリークエンシーキャップとアトリビューションまで、すべてにCookieを利用しています。サードパーティのCookieの利用制限により、この既存モデルに齟齬が生じ、オーディエンスのアドレサビリティに大きな影響が発生します。つまりは、バイヤーに対してはスケールとプログラマティック広告の有効性にマイナスの影響を与え、パブリッシャーには収益の悪化を招く可能性があります。 SafariやMozillaなどのブラウザがデフォルトでサードパーティのCookieをブロックする動きに続いて、ウェブトラフィックの3分の1以上で、サードパーティのCookieは事実上すでに消滅しています。特に米国のモバイルウェブトラフィックを見ると、サードパーティのCookieの半分以上が機能していません。 CCPAとGDPRの観点から見た現在の規制環境は、ユーザーのさまざまな目的でのデータ収集と利用に関する理解と制御を強化すると同時に、オーディエンスのアドレサビリティをさらに制限しようとするため、現状をさらに困難にしています。さらに、CTVのような新しいメディア形式は、オーディエンスのアドレサビリティのためにサードパーティのCookieに依存していません。 オムニチャネルおよびマルチフォーマットキャンペーンを求める広告主が増加しているため、サードパーティのCookieの重要性が低下することは明らかです。ただし、Cookieに代わる信頼できる代替手段がないため、広告主はオープンウェブから予算を移行するため、パブリッシャーのプログラマティック広告の収益が低下する可能性があります。 しかし、未来は必ずしもすべて悪いことばかりではありません。サードパーティCookieの利用制限がもたらす課題は、イノベーションを促進し、ユーザーを含むさまざまな関係者に十分に理解され、受け入れられるフレームワーク内でオーディエンスターゲティングを確実に行う機会となります。実際、さまざまな業界関係者がユーザーのアドレサビリティの問題を解決しようとしているため、いくつかの肯定的なトレンドが見られます。 トレンド1:人に基づくアイデンティティソリューションの重要性の高まり ファーストパーティのユーザーデータにリンクされたユーザーIDを提供するアイデンティティソリューションの使用が、拡大しています。プライバシーとコンプライアンスを確保しながら、多くのパブリッシャーが、自社のコンテンツにログインの必要性を設定することでスケールを生み出し、かつ、プログラマティックエコシステムにおいてユーザーベースのターゲティングを行うことができる場合に、大きな勝利を得らえる機会は生まれます。これは、「崩壊しつつあるCookie」シナリオに対処するために、最も有望な解決策の1つでもあります。 トレンド2:アイデンティティソリューションのメカニズムの簡素化 サードパーティのCookieにより、さまざまなアドテクプラットフォームがユーザーの匿名IDを作成でき、それらは相互に同期してIDをマッピングします。このソリューションは、さまざまな企業がパブリッシャーの関与を必要とせずに独立して運営できるという意味で、非常にスケーラブルでした。ただし、さまざまなアドテクベンダーのピクセルがページに与える影響のため、ユーザーエクスペリエンスの低下、互いに同期するアドテクサプライチェーン(SSP、DSP、DMP)のさまざまなホップとしてアドレサビリティを可能にするユーザーが大幅に損失するなど、いくつかの大きな副作用があります。Digitrust、Trade DeskのUnified ID、ID5などのソリューションは、標準化されたIDを考案することで、この問題を解決しています。ここでの前提は、パブリッシャーがSSP、DSP、およびDMPで使用される標準化されたIDを送信するだけであれば、はるかにクリーンで効率的なユーザー同期プロセスが得られるだけでなく、バイヤーが大幅に高いスケールを獲得できることです。 トレンド3:業界でのコラボレーションの増加 さまざまなアドテク業界関係者(パブリッシャー、SSP、DSP、DMP、広告主、代理店)が積極的に協力して有望なソリューションを作り出さなければ、崩壊するCookieに対応するアイデンティティソリューションの問題を解決することはできません。アイデンティティソリューションについて成功を得るには、いくつかの重要な要件があります。まずは、このソリューションを実装するパブリッシャー、ID、DMPにターゲティングを可能にするSSPやDSPおよび、これらのID利用をターゲティングするオーディエンスプールの作成を必要とするバイヤーなどの、アドテクサプライチェーンの業界関係者により採用される必要があります。また、アイデンティティソリューションを成功させるには、ウォールガーデンと競争力を持つために、十分なスケールを達成する必要もあります。 幸いなことに、私たちはすでにアイデンティティに関して多くのコミュニ―ションを開始しています。これは業界全体にとって非常に前向きな兆候です。サプライサイドでは、ドイツのNet ID Foundationや、イギリスのOzone Projectなどの取り組みがあります。さまざまなフォーラムに参加しているパブリッシャーも増えており、バイヤーにアドレサビリティなオーディエンスを提供し、自社データを有効化するための実用的な戦略について議論しています。 アイデンティティソリューションへの取り組みは、鶏と卵の問題になる可能性があります。これは、すべての関係者にとって意味のあるソリューションを開発し、推進し初めて解決できます。結局のところ、広告主が最も関心を持っているのはプラットフォームから得られる価値であり、最終的にはキャンペーンのROIによって測定されます。広告主は、広告費用対効果(ROAS)が最大化される施策に対し、引き続き予算を投資します。エコシステム全体でスケーラブルなアイデンティティソリューションを共同で開発することで、業界はオープンウェブ上に、ウォールドガーデンに代わる堅実な選択肢を提供できるのです。  

「General Data Protection Regulation」 (EUの一般データ保護規則) が施行され、EUのデータ保護法が強化、統一されました。ここでは、パブリッシャー様向けにGDPRについてご説明させていただきます。